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記憶をできるだけ速やかに呼び戻す暗記技術

私は今年で70歳になる高齢者ですが、頭の老化を防ぐために、毎朝欠かさず中学受験の算数の問題を解いています。
小学校6年生が受ける試験なのですが、大人が解いても難しいです。
1年前に苦労してやっと解いた問題でも、1年後にその問題を解いてみると、やはりすんなりとは解けません。
それには理由があります。
人間が暗記した記憶はそれを忘れるためにあるからと申して差し支えありません。
試験で成績を上げるためには、その忘れた暗記の記憶をできるだけ速やかに呼び戻すということが大切です。
心配は要りません。
これはある種の慣れであるということができます。
一度その秘訣を覚えてしまえば、難問に遭遇したとしても、それでうろたえることはありません。
問題を解く手順というものが理解できているからです。
私たちの記憶も同じようなものです。
忘れてしまった内容でも、それは脳内のどこかに刻み込まれています。
それを限られた時間内にできるだけ早く引き出すようなテクニックを身につければ、それであなたの受験は合格すること請け合いです。

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